そんな長女も今年でハタチ

一昨日テレビ見てたら「秋葉原通り魔事件」から10年とか

長女「"秋葉原"を知ったのはこの事件で、お父さんに“あきはばらってなに〜?”って訊いたんおぼえとる」
おれ「そういやそんなん訊かれた記憶があるな。元々は電気屋さんがいっぱい集まってる街なんやけど、それがパソコン⇒ゲーム・アニメと流行するうちオタクの街みたいになってて、歩行者天国いうてそういうの好きな人らが毎週お祭りみたいに集まっとる。そこに車で突っ込んでって大勢殺したゆう事件が起きた、とかなんとか説明したような…」
長女「その説明のイメージしかなかったせいか秋葉原行ったとき*1、なんかすごいとこ来てしもた大丈夫やろかって怖かった」
おれ「あほか」

長女「あとそんな感じでお父さんに尋ねたのおぼえとるのが“がっぺいってなに〜?”と“ゆうせいみんえいかってなに〜”のふたつ」

  • 合併

この場合いわゆる「平成の大合併」のことらしく、「となりの東予市と西条市が」とか説明していたそうだから2004年のことか。

2005年「郵政解散」の頃のことだろう。


いずれも1998年生まれの長女が6〜7歳の頃の記憶ってことか。よくまあこんな単語を。そう言うと、
「他にもいろいろ訊きまくりよったけど、そのふたつは聞いてもよくわからんかったけん逆に印象に残って、だいぶたって学校で近いこと習ったりしたときに“ああそういうことやったんか”って理解できたりしたのが印象に残っとんやと思う」


こんな風なことを尋ねられるのはたいていは酒を呑みながらテレビを見てるときだ。
そのたび自分なりの言葉で、そのときそのとき何とか理解できそうな例を挙げたりして説明してみてはいた。
それが、裏を返せばこの3つ以外はそれなりに理解してくれていたらしいということだ。
また十分理解できない説明も記憶から都度都度呼び返しては確認していたってことだ。
「すごいな」と軽く褒めてやった。「これが成績に結び付けば一浪なんかせんやろに」まあまあそれはそれとして。
正直感心した。ついでに自分のこともそれなりに褒めてやりたくなった。


…ついつい呑み過ぎた。

*1:2013年4月に家族で東京に行った。あいにく大雨で何軒か娘たちの好みそうなショップに行っただけでスカイツリーに移動した。