Dポ・H"との長い付き合いももうすぐ終わりか

 DDIポケットは10月14日,2005年2月から社名を「WILLCOM」(ウィルコム)に変更すると発表した(写真)。同社は,10月1日に米投資会社のカーライル・グループ筆頭株主とする新会社に移行していた。2005年2月まではDDIポケットの社名を継続する。

 WILLCOMという社名は,同社が掲げるネットワーク像を表す「Wireless IP Local Loop」の頭文字と,英単語の「WILL」(強い意志,未来,望み)を掛けたものだ。コーポレート・ロゴは今後作成する。「H"」というブランドについても,リニューアルを予定している。

まあいいけどな、サービスさえ悪くならなければ。


 PHS簡易型携帯電話)最大手のDDIポケットは14日、NTTの交換機や通信網を利用せずインターネット技術を活用した独自のIP網のサービスに順次、切り替える新戦略を発表した。
 NTTへの接続料が不要となることなどで、年間数十億円のコストを削減できる。電話料金の引き下げが可能になり、DDIポケットは音声通話の定額制も検討しているという。

どうやらまだ期待していて良さそうだ。


 DDIポケットは現在、PHSを使った定額データ通信サービス「AirH"」を提供している。だが、KDDI第3世代携帯電話サービス「CDMA 1X」との兼ね合いから、「低速で低料金」という位置づけに甘んじている。音声サービスについても携帯電話サービスへの配慮から、縮小傾向にある。

 しかし社名変更を機に、これまでの戦略を転換する。まず、PHSを使ったデータ通信サービスの高速化に着手する。まず、データ圧縮用システムを刷新し、現行2倍の圧縮率を4〜10倍に向上させる。さらに、全国に設置している基地局のアンテナを、東京から順次高性能なものに入れ替えるとともに、今年度中にデータ通信カードの新製品を投入し、最高256kビット/秒のサービスを開始する。

そうだ、その意気だ!がんばれDポっつかもうすぐWILLCOM