長女がもらってきた。一応表題としては通知表でなく「あゆみ」。ってそれはおれの小学校時代もそうだったんだが。
学科は「よい−ふつう−がんばろう」の3段階評定だったおれのときのと中味はまったく別物。うわさにはいろいろ聞いていたが、なるほどこれなら悪い方には取りようがないな、という印象を受けた。「あゆみ」という表題の下に“(1・2年生用)”と書かれてるから、高学年になると表記内容や評価方法も変わるのかもな。つかそうか、科目自体変わるんだっけ。
ともあれ詳しく見てみよう。
「あゆみの見方」によると
○生活の様子
学校生活の様子について、よくがんばっているところに「○」をつけています。
○学習の様子
各教科の目標に照らし、よくがんばっているところや十分達成できているところに「○」をつけています。
とのこと。項目もすべて引用してみよう。ちなみに漢字/かなの使い方も原文のまま。ミスってなければ。
生活の様子
- 安全に気をつけ、規則正しい生活をする。
- 物や時間を大切にする。
- よい言葉遣いや気持ちのよいあいさつをする。
- 使ったものの片づけや身の回りの整理整とんをする。
- 進んで運動をし、元気に生活をする。
- よいと思うことは進んで行い、最後までがんばる。
- 係や当番の仕事をきちんと行う。
- 作業の仕方や遊び方を工夫する。
- 友達に親切にし、助け合う。
- 自然に親しみ、動物や植物を大切にする。
- 進んで手伝いや仕事をする。
- 好き嫌いにとらわれないで行動する。
- みんなが使うものを大切にし、約束やきまりを守る。
学習の様子
国語
- 読み物に親しみ進んで学習しようとする。
- 順序を考えて話したり、大事なことを落とさないように聞いたりする。
- 順序がわかるように、文章を書く。
- 順序や場面の様子などに気をつけて読み取る。
- 言葉や文字を正しく使い、丁寧に書く。
算数
- 数や図に親しみをもち、進んで用いようとする。
- 習ったことを使って考える。
- 正しく計算するとともに、形や量について調べる。
- 計算の仕方や形や量についてわかる。
生活
- 身近な人・社会・自然に関心を持ち、楽しく学習や生活をしようとする。
- 体験や生活について、自分なりに考え、工夫して表現する。
- 身近な人・社会・自然とのかかわりや自分のよさに気づく。
音楽
- 音楽に親しみ、楽しく学習しようとする。
- 感じ取ったことを生かして、工夫しながら表現する。
- 自分の歌声に気をつけて歌ったり、楽器に親しんで演奏したりする。
- 曲の特徴を感じ取って楽しく聴く。
図画工作
- 進んで楽しく作品をつくろうとする。
- 自分らしい表し方やつくり方を考える。
- 思いのままにかいたりつくったりする。
- かいたりつくったりした作品を楽しく見る。
体育
- きまりを守り、仲よく楽しく運動をしようとする。
- 運動やゲームの仕方を工夫する。
- 運動やゲームに応じた動きができる。
ヨメとの間でちょっとだけ議論になったのが、この○の合計数は果たして調整されているか否か。
おれはこういうどんな子だって○をつけられるような項目ばかりなんだから、基本的に○の合計数はほぼ同じになるようにしてあるんじゃないかと思ったのだが、ヨメはやっぱり出来の悪い子はかなり少なく、出来のいい子はほとんど全部○とかいうことになるんじゃないかと主張。その辺どうなんだろうなぁ。
まーそんなことが議論になるくらいなんで、つまり長女の○の数は「ま、こんなもんだろ」てなとこだったわけだ。十分十分。上等上等。