プラネタリウムがようやく完成という頃母から電話

「稲刈りやってるから手伝え」と。断るに断れず長女実家へ。
11時頃から17時頃までずっと主にいわゆる「はざがけ」をやってた。
要は刈り取った稲穂を天日で乾かすため「稲木」に干すわけだ。
もちろん今時コンバインを使えばこんな作業は不要だ。刈り取り、脱穀のおまけに藁を裁断してしまうとこまで勝手にやってくれる。脱穀した米を乾かす作業は乾燥機を使えば一日で完了だ。
今回こんな作業を行ったのは、この田んぼで作ってるのがもち米だからだ。
通常の米としては「ヒノヒカリ」という品種を実家では主に栽培しているのだが、乾燥機やコンバインで扱った米粒は、どうしても機械の中に少し残ってしまう。そこに品種ばかりか食感までまったく異なるもち米が混ざってしまったらどうだろう。商品価値は言うに及ばず、「自産自消」する上でも好ましいことではない。そういう理由で実家ではコンバイン=乾燥機コンボを採用した後ももち米はバインダーという、稲を刈ってロープで束にしてくれるだけの機械で刈り取り、この「はざがけ」という作業を行っている。

そんなわけで義弟とふたりで藁と戯れてきましたよ(藁。