後輩が、営業部で使うノートPCの手配をした

まず実使用者の要望を聞いて仕様を検討した。なるべく軽い方がいいが、CD/DVDは書けなくて良いから読むことはできるようにとか。あとNTドメインに参加する必要もあるので当然OSはXP Proだとか。
検討した結果、大手某D社ので行くことにしてオンライン見積を取り、関係者に価格を確認して回った。
そこへ某D社から電話が掛かってきた。「オンライン見積を取ってらっしゃいますが、今ならこんなお得なモデルがありますよー」
聞けばスペックは悪くなさそうで、そちらで話はとんとん拍子にまとまり、社内稟議も通り無事購入。ブツが来た。梱包開けて起動して、セットアップ済ませて再起動・・・あれ?ロゴが・・・“XP Home”って書いてあるんすけどコレ!
あわててD社の担当に電話を掛ける。どうやら向こうが提案してきた当初からXP Homeのモデルだったようだ。後輩の確認が漏れていたのは確かだ。しかし確実にXP Proと指定して取ったオンライン見積に対して、Homeモデルをわざわざ提案してくるなど予想だにしなかった後輩の気持ちもよくわかる。っていうかそう訴えた後輩に対して「Homeじゃまずいんですか?」とは何だそりゃ。そんなこともわからなくて提案なんぞおこがましいぞ!「どうにかさせろ。強気で行け」と後輩に指示。
結局後輩はソフトな交渉を繰り返した結果、Proモデルのソフトウェアキットに交換してもらうという対応を引き出すことに成功した。差額も支払う必要なしということで結果的にはHomeモデルの値段でProモデルのマシンを入手したということにはなる。得した気は全くしないけどな。やれやれだ。