特別収録!長女の作文「ホットケーキ」

ホットケーキ


 一学きのしぎょうしきがおわって、家に帰りました。わたしは、ホットケーキミックスののこりがあるのを思い出しました。だから、お母さんに、
「ホットケーキ作って。」
って言ったら、
「今どね。」
って言われて、ええって思いました。ピンポーン。たきゅうびんの人が来ました。今からホットケーキ作ってやる。お母さんの長い話がおわる前に作ってやる。
 さいしょにボウルを洗って、それから、牛にゅうをけいりょうカップの150のメモリまで入れます。次に、ホットケーキミックス一ふくろ、たまご一こをボウルに入れてまぜます。何分もまぜます。後は、やくだけなんだけど、おこられるかもしれないからやめました。だいたい、きじ作るだけでおこられるかもしれないのに。
たっきゅうびんの人が帰ったから、やいてもらいましょう。
「お母さん、ホットケーキやいて。」
って言ったら、へんなかおをして、
「ん、いいよ。今日のお昼ごはんね。」
と言いました。それが不思ぎで、
「お母さんおこってない。」
って聞いたら、
「んん、べつに。」
とあっさり言いました。それから、お母さんがやいて、わたしと、妹と、お母さんで食べました。おいしかったです。

すべて原文ママのはず。一学期の始業式の日のことだそうだが、書いたのは最近だそうだ。
今日初めて読んだのだが、ヨメ(文中の「お母さん」)の描写とか、なんかみょ〜に感動したので転載してみた。