事情があってかれこれまる3年くらい使ってないサーバを動かさなくてはならなくなった

引っ張り出してきてスイッチを押す。内蔵MOドライブがウイーンとか音を出し、ファンがおぼつかなげに回る。が、ディスプレイには何も表示されない。よく見れば電源ユニットのファンが回っていない。どうやら電源ユニットが故障していて、少なくともマザーボードは全く動いていないような感じ。分解してもよくわからん。まーなー、おれの入社より前に購入したマシンだしなー。サーバとしては最低レベルの。
さてどうしたものか。と考えたがそれほど日もないことだし、一番手っ取り早そうなのは・・・エミュレータを使うべきかな。ってんで以前インストールしてたVirtualPC(多分2004SP1)を使うことにしてみた。当該サーバからHDDを引っぺがしてみたらごく普通のIDEだったし。
USB-IDEアダプタを使って自分のデスクトップ機にサーバのHDDを接続。ちゃんと読めてるようだ。ということでまずこのHDDへリンクするバーチャルディスクを作成。もうひとつ空のバーチャルディスクを作って、NortonGhostのブートFDのイメージを使ってバーチャルマシンを起動。Disk to DiskコピーでHDDの内容を空バーチャルディスクに丸ごとコピー。FDを解放してリブート。どうやら懐かしいNT4が起動した。
あとは、ディスプレイアダプタがvga互換になってるのとネットワークが動いていない。SP6が当たってれば「バーチャルマシン追加機能のインストール」が使えて楽勝らしいが生憎SP4のまま動かしていたシステムなのでできる限り余計なことはしたくない。
ディスプレイは「検出」でどうにか「s3互換アダプタ」を適用してくれた。さて肝心のネットワークは、と思ったらVirtualPCインストールフォルダに「NT4 Network Driver.vfd」なんてのがあったのな。FDイメージとしてキャプチャして、アダプタの追加でディスク使用を選んでAドライブ選択して完了。こちらは「DEC PCI Fast Ethernet DECchip 21140」。
クライアントは残してたのがそのまま動いてくれて無事動作チェックも終了。やれやれ。ほっとした。今後に備えてこのディスクイメージはDVDにでも焼いておこう。クライアントの方もな。
このままおれのマシンで動かすのもヤなんで、余力のある2003Serverマシンに最新のVirtualPC2007入れてそっちにディスクイメージを移動して動かすことにした。あー、リモートデスクトップ上のVirtualPC仮想マシンでマウスは動いてくれんな。さすがに無茶しすぎか(笑。仮想NTサーバにはVNC突っ込んで直接そっち叩くことにする。

Ghostでディスクコピーなんてしなくてよかったのかorz

仮想ディスク・ファイルへの変換(Virtual PC 2004)
リンクされたディスクを仮想ディスク・ファイルに変換するには、ディスク・ウィザードで、既存のディスクの編集を実行する。

可変長サイズの仮想ディスクにしちゃったから、DVD焼く前に最適化しとかんといかんな

■ ゲストOS上でデフラグしたり、ファイルの作成/削除を繰り返すと、可変長サイズの仮想ディスク・ファイルのサイズが拡大するが、これは自動的に縮小することはない。
■ 仮想ディスク・ファイル中の未使用領域を解放して、サイズを縮小するには「仮想ディスクの圧縮」を行うとよい。
■ 圧縮を行う前に、デフラグや、事前圧縮ユーティティによる未使用領域への0データの書き込みを行っておくとよい。
■ 仮想ディスク・ファイルの読み取り属性を解除しておかないとエラーとなり、圧縮できない。