「基本的にAppleのサポートは“修理”ができない」という話

まあ今どき“修理”より“交換”の方が早くて確実だから、その姿勢自体をどうこう言うつもりはないのだが、

ところで米アップルは日本各地に(アップル日本法人とは別ラインの)直営店を持っている。全国47都道府県に展開というわけにも行かないからすべてのユーザが等しく利用機会を得るわけではないものの、関東、中部、近畿、九州、東北、北海道と主要エリアをカヴァできる程度には存在しているので、ちょっと無理すれば訪れられない距離でもなかろう。
直営店にはGenius Barという、専門家によるアドヴァイスが受けられるコーナーが用意してあって、ここで相談すると大抵の不具合はその場で対処、時間を要する再インストールや部品交換の必要なハードウェアトラブルでは預り修理となるが、その場合にも適切な診断の上で修理センタに指示が行くので、まず変な扱いを受けることはないし、場合によってはGeniusu自らユーザにとって最適な取り扱いを提案してくれることもある(私は、これで保証期限切れのiPodの不具合を「バッテリ交換」の名目で安く本体交換して貰った)。

僕の場合は、保証期間が過ぎた後に iPod の HDD に異変が起こり、立ち上がってもすぐに HDD の回転が止まってしまう様になったのですが、Genius Bar へ持って行ったところ、すぐに中を見てくれて、どうやら内部のネジを締めたら問題なく HDD がスムーズに回転してくれる様になりました。もちろん、データもそのままです。

っつーことで、AppleStoreに持ち込めば“修理”してもらえることもあるんだそうな。
ちなみに今治からだといちばん行きやすい大阪へ高速バスで行っても片道5,000円掛かる。これは果たして「ちょっと無理すれば」の範囲に含まれるだろうか。…とかいう話はまあどうだっていいとして。主要エリア在住でなくてサーセン。


そういう人的リソースをサポートの方にこそ回したらどうなんだ?ってことが言いたい。
このGenius Barの要員として実際何人がどの程度の時間詰めてるのかは知らんけど、予約制のサービスとはいえ全国7カ所で対応するよりも、そのメンバーを銀座なら銀座だけに集中させといて店頭と電話などの両方で技術よりな窓口として活躍してもらう方が良さそうに思うんだが。
体制の問題なんかもあるんだろうけど、正規の手順を踏んできたユーザの方がバカを見るシステムってのは流石に目も当てられない。


まあ、おれiPod買うつもりもないんだからやっぱどうだっていいのか。