ど、ど、ど、ど、独身ちゃうわ!

ポスター

先日健康診断を終えて一度帰宅したとき、新聞を見てたヨメが「四国中央ふれあい大学 親子でサイエンスショー」の広告を見つけた。

楽しい科学実験ショー
親子でサイエンスショー


米村でんじろうプロダクションによる科学実験ショー(でんじろう先生は出演しません)
ハイパーペーパーブーメラン、おなじみの巨大空気砲、静電気実験などなど楽しい実験がてんこ盛り


◆日時・会場

2008年
12月21日(日)13:30〜(13:00開場)
四国中央市民会館 三島会館

四国中央ふれあい大学 親子でサイエンスショー

これ絶対長女気にいるんじゃね?ということで観に行くことにした。ただその広告には「未就学児童の入場はできません」とか書いていたのでおれ長女組がサイエンスショー、ヨメ次女組は川之江ジャスコ辺りで適当に買い物ってことになった。


今治湯ノ浦ICから三島・川之江ICまでETC休日昼間割引で軽自動車は750円。
サイエンスショー会場の三島会館を確認した後がんば亭三島店で昼食。以前同僚から聞いていた通り、同じがんば亭でもここのうどんはレベルが一段違う。美味い。やっぱ香川に近い方が美味いってことなんだろうか。


おれ長女のふたり三島会館で降ろしてもらう。結構良さそうな席に座り、開演まで20分ほど長女と雑談。
「もうすぐ2学期も終わりやなー。今の学校行くのももうあと何回かやな」「うん」「最後、終業式の日はなんか挨拶するんやろ?」「わからん」「今まで転校する子らどうしよった?」「おぼえてない」
しょうがないやつだ。
「多分先生が、今日でお別れになります、とか何とか言うてくれると思うから、そこでちゃんと挨拶せんといかんぞ。“みなさんありがとうございました。新しい学校でもがんばります。中学はまた一緒になる人も多いと思うのでそのときにはまたよろしくお願いします”とか」「・・・」
「3学期の最初にも、今度は新しい学校でちゃんと自己紹介せんと。名前言うて、前の学校のこと言うて、あと“好きな科目は算数です。苦手なのは体育です。好きなことは、おいしいものを食べることと、マンガを読むことです”てな」「うん(笑)」。


開演。メイン出演者はジャイアン村上氏四国中央市の人らしい前説の方に「でんじろう先生の弟子」とやたら強調されるのが何かアレだったが、ご本人が登場するとすぐに盛り上がる。
演目はざっとこんな感じ。

  • ペーパーブーメラン

ペーパーブーメランの作り方。微妙な調整で飛び方がどのように変わるか。遠くに飛ばすにはどうすればいいか。

  • 空気砲

おなじみ段ボール箱の空気砲。巨大な空気砲の“砲弾”の形状を煙やビニール紐を使って見てみる。

細長い風船に尾翼と頭の重りをつけるとよく飛ぶ風船ロケットに。柑橘類の皮から取ったオレンジオイルを風船に塗り時限爆弾に。

  • ヘリウムガスで変な声

ヘリウムの入った巨大な袋「ヘリウムハウス*1」にソプラノ歌手・テノール歌手に入って歌ってもらう。ではバイオリンは?フルートは?

  • 空気の重さ

1kg分の空気が入った風船を客席に大量に*2投げ込む。「空気の重さ」を感じよう。


4番目の演目で歌手ふたりの後、客席から男の子・女の子・大人の3人にヘリウムハウスに入ってもらいましょう、ということになる。
一斉に挙手する子どもたち。興味津々のくせに手を挙げることができないうちの長女。ダメだなあ、こんなときに恥ずかしがってちゃこれからの人生楽しめないぞ。
こんなときは積極的に行かんとな。それを身を持って教えてやろう。
「では大人の方」「はい」「ではそちらのお父さんお願いします」「ほんじゃ行ってくるなー」
と、狙い通りステージに上がることになった。目を丸くして固まる長女


ステージに向かうと周りの客席から子どもの声が聞こえた。「出た!ドクシンや」ドクシン?って「独身」か?違うし。ちゃんと子持ちやし。
ステージに上がり、黄色い風船を持たされ、通常の声の確認を兼ねて自己紹介。
「お年は?」「40歳です」ざわ・・・ざわ・・・
何でざわざわしてんねん。悪かったな体型以外に年相応の貫禄がなくて。悪かったなそこらのゲームショップにいるオタクにーちゃん(もちろん童貞)みたいな風貌で。


ヘリウムハウスにアシスタントのにーちゃんと子どもたちと一緒に4人で入る。なんか耳が変な感じ。音が籠もってるみたいな。これも窒素とヘリウムの音の伝わり方の違いのせいなんだろう。
「お父さんどうですか」「いや入ったとたんに耳が…」「テレビの“音声を変えています”みたいな声で何言っても説得力全然ないですけどね」会場笑。よく見えんがおれの普段の声を聞いてる長女がきっと一番笑ってるはずだ。


そんなこんなで約1時間半の予定が少し延びて1時間40分。とても楽しく過ごせた。
迎えに来たヨメと合流。
帰宅の途中長女に「どれが一番おもしろかった?」と尋ねてみた。
「声が変になるヤツ」「それはやっぱり、お父さんのか?」「うん」
「えーなになに?お父さん何かやったん?」と好反応なヨメに内容を話してやりつつまた高速を今治へ帰った。

*1:今日の画像の下段中央

*2:同上段