今日から長女は春休み

もらって帰った通知表を昨夜見た。
1月から転校した今の学校のもの。1学期2学期は斜線で消してあり、3学期分のみとなっている。「欠席1」。この欠席、病欠ではない。
どちらかと言えば休み時間もひとりで本を読んでる方がいいというタイプで、当然新しいクラスにすぐ馴染んだりはできない長女ではあるが、とはいえ単に周りに馴染めないだけのことならさほど苦にするようなタイプでもない。別にいじめられたりもしてはいないようだ。
ただ、他のある子がいじめられている状況が、見ていてあまりに辛くて、転校後のクラスが好きになれなくて、どうしても学校に行きたくなくて、一度お休みしてしまったのだ。


お休みした日、欠席の連絡を受けた担任の先生はこれを受けて学級会議を開いたそうだ。
聞く所によるとこの「いじめ」に全く気づいていなかった人が二人いたそうで、それは担任の先生とその長女の言ういじめられてた子本人であったそうだ。まあ「いじめ」ってのはワリとそういうもんで、この人たちが気づく段階になったときはほんとにとんでもない状態なんだろうね。そういう意味で長女の欠席はある程度意味のあることだったかも知れない。


夕方、クラスみんなの反省の手紙を持って担任が来宅してくださったそうだ。「これからはみんな反省してよりよいクラスになると思います」とのこと。
とはいえこのときおれが心配していたのは「これをきっかけにターゲットがうちの長女になったりせーへんやろなー」ということだったのだが。ありがちなパターンやもんね。


本当のところはどうなのかはっきりとはわからんけど、その後再び学校を休むことはなかったのだから、状況は改善されたのだろう。少なくともおれが懸念したようなことにはならなかったということだ。
「欠席1」という数字からそんなことを考えさせられた。


4月からのクラスはもうちょっと居心地が良くなるといいが。