で、このワームがちゃんとパッチあてをしたとしてもしっかり「害」であるらしいってのは

ベースがMSBlastであるためか、ランダムに生成したIPにpingしまくるのだそうで、トラフィックを増大させるなどの問題があるということらしい。
んじゃそれさえなきゃいいのか?てのは誰もが考えるよね。
例えば…、
対象を探すのにMicrosoftネットワークを利用し、マスタブラウザとやり取りしてLAN内の対象OSのマシンのみに対して「感染」を試行する、なんてのじゃダメなのかな。
企業内の管理者としてはこれだけでもかなり楽ができそうな気がするんだが。


昨日「Microsoftもいっそこのくらいのことを検討してもいいのかも知れない」と書いたのはそんな意味。
穴が見つかれば「パッチあててください(ただし自己責任で)」。…でそんな責任持てないッて人が結果としてワーム/ウィルスに感染すれば「パッチあてなかったせいですよ」ってのはいい加減通用しないんじゃないの?と。
穿った見方をすれば、パッチあてをユーザに委ねることで責任回避をしているとしか思えないんだよな。
実際サービスパックあてることによって問題が新たに発生した、なんてのはNT4の時代から頻繁に耳にしてるし。
本当にパッチに自信が持てるなら上述のようなことを、検討もしていないとは正直思えない。だってMicrosoftだもん。