LOOPING OPPOSITION

昨日、3階の会議室でプチ改装工事があった。
その際、隣室まで一本露出配線させてたLANケーブルがあったのだが、電気工事業者さんが「ついでに床下配線にしとこや」というのでおまかせでやってもらった。
で今日そこで会議やるってんでノートPC一台持ち込んだ社員が「ネット繋がらんのやけどぉ〜」。
そこで初めて配線し直した会議室を見に行った。すると、階下から来てるケーブル一本と隣室に繋がるもう一本だけでなく、さらにあと2本のケーブルが。計4本がインシュロックやらケーブルタイやらでしっかりまとめられている。が、HUBには接続されてなかったようで「なーんだ。しかしケーブル増えてるのは配線先も追加してくれたのか?」とか思いつつ全部HUBにポチっと接続。
ところが!
一向にノートPCがネットワークに繋がってくれないばかりか、他のフロアや営業所からも「ネットが急に繋がりにくくなった!」とクレームの嵐。
もう何がなんだかわからない。全社のトラブルの方が問題だがとりあえずこの場の手を打っておかないと、ってんで別のHUBに交換し、必要最小限のケーブルのみ接続した所うまくいくようになった。なおかつ不思議なことに他所のトラブルもどうやら解消した気配。
そこでようやく「まさか!」と思い立った。4本のケーブルを辿っていくと、うち2本は実は一本であった。一本のケーブルの両端がひとつのHUBの別ポートに挿さってた。つまりネットの末端に作られたループが、全社に影響を及してしまったというお話。
電気工事屋さんが一体どういう意図でこんなことをしたのか、正直理解できないが、この世には科学では解明できない不思議なできごとが起きるのですということで納得しておこう。