「お世話になり申した」

帰りに立ち読みしたんだが『武蔵伝』『シグルイ』『へうげもの』という時代劇マンガつーかチャンバラマンガつーか今回3作ともとんでもなさ過ぎ!
石川賢武蔵伝』(コミック乱TWINS)は半年くらい前に予想した中で3番目くらいにありえないと思ってたコトがある意味的中してしまってて驚愕。しかしケンイシカワクオリティっつーのはここからが本番。このあと暴走しまくって「虚無」化とか、次回ラストがいきなり「戦いはこれからだ!」とかその両方とか十分すぎるくらいありえるのがすごいとこだ。期待。
山口貴由シグルイ』(チャンピオンRED)では虎眼vs伊良子ついに決着。ここで虎眼が倒されることは当初からわかってるというか倒されないといけないんだけど、それでも「伊良子こんなバケモノに勝てるのか?っつーか頑張れ伊良子」と思わされるのって考えてみればすごい。でもってそれでも「ああ・・・虎眼・・・」とか思わされるのがまたすごい。
最後に山田芳裕へうげもの』(コミックモーニング)。今まで読んだことない人は最後のコマに出てきたのが秀吉だってわからないだろうな。最初に出てくる利休の意味がわからないだろな。途中に数コマしか出てこなくて、やってることがまた茶杓を自作してて手をケガしてるだけなオサーンがこのマンガの主人公、後の古田織部であるなんてわからないだろうな。でも面白いんだよスゲーんだよこのマンガ。わからなきゃ単行本買えよ。1巻だけでわからなきゃまだ出てないけど2巻も読めよ。…って次週とその次休載かよウワァァァン!!


まーとにかく3作者のイマジネイションにおれのいろんな、けどちっぽけなストレスなんぞ吹っ飛ばされたよ!ありがとう!!