「プチ断食」というヤツをやってみた

このところ何となく、一度胃に完全休憩を与えた方がいいような気がして一日断食をしてみようと思っていた。ただ、たとえ休日でも子どもの相手をしてたら食わずにはいられなくなるんでどうしたものかというところに長女実家に遊びに行ってくれたので、ヨメ次女を任せてやってみることにした。前夜飲み会で普通かそれ以上に飲み食いしておいていきなり断食ってのはあまり体によくない気もしたがそんなこと言ってたら断食なんて多分できない。
あ、べ別にダイエットとか期待してないからねっ。その証拠に体重だって量ってないんだから。
昼前に250mlくらいの野菜ジュースを一本飲んだ他は水のみで、丸一日過ごした。野菜ジュースを飲んだ後くらいから腹がなりまくった。
燃料がない状態だからか体が妙に冷える。冬場はヨメや子どもに布団に一緒に入れと引っ張りだこな燃える男のこのおれが。足先なんかこたつに入ってても温まった感じがしない。そういえばあまり食わなかった昔はいつもこんな感じだった。体が冷えて困るという人たちはまずとにかく暴飲暴食が足りてないってことだねおれに言わせれば。
夕方くらいには空腹にもなれた。時々水飲んだりトイレ行ったりする以外はずっとこたつでゲームしてた。
こうしてるとおれの暗黒時代と言って過言でない、あの大学時代を思い出すなあ。サークルの練習がなければろくに外出もせず、CD聴いたりゲームしたりマンガ読んだりしてただけのあの頃。大学時代と言っても大学なんかサークルボックスに行くとき通過するだけだったあの頃。サークルの練習がない週末なんかは何も食わずに引きこもってたりした。金浮かせてCD買うために。たまにところてんをつまみにビール飲んだりとか。何考えてたんだろまったく(笑)。
その頃との違い。ヨメ、娘ふたり。それなりに安定した仕事。体重+20kg余り。増えたモンだけかな?無くしたものはないかな。…ああ、こういう自分だけの時間は確実になくしてるな、かなり。ヨメや娘と出かけたりする方が当然ずっと楽しいのではあるが。
断食そのものの効果なんてのはハナからどれほども期待してないが、とりあえず自分を見つめ直すことができたとは言えるかもしれない。