「うん…すぐ行く…走って行く…」

時をかける少女』を見た。さすがにいいなあこれは。ノスタルジーの方に向いちゃった大林映画よりはるかに好きだ。待ち続けている魔女おばさん=芳山くんと違って「走って迎えに行く」真琴が好きだ。
まあその芳山くんが、吾郎ちゃんや深町くんと一緒の写真持ってるのはどうなのか!とかとりあえずツッコんでみたりもするが。ていうかその辺りだけは設定自体違うのかな。今回のラストっつーかエピローグからしても。
さて昨夜深夜にひとりで見たんだが、これを長女に見せてやろうかどうしようか。
けど考えてみればおれ筒井康隆の原作読んだの今の長女と同じ小学3年生のときだったんだよな。学校の図書室に、今調べてみたら鶴書房のSFベストセラーズ*1ってシリーズがそれなりにあって、その中で最初に手に取ったのがこれだったってのが、おれが「こっちの方」に転んだきっかけだったように思う。
だからってんでもないけどどっちかといえば原作小説の方を与えてやりたい気がするなあ。
まあそんなこんなで筒井好きなおれの方はというと今アイシネマで上映中のパプリカを見に行こうかどうしようかと悩んでたりする。やっぱ行くかな最終日27日のレイトショー辺りで。音楽平沢進だしな。5月にはDVD出るらしいけど、活字で読んでもワケのわからんけど映像化したらもっとワケワカランなりそうなあのシーンは、どうせなら大スクリーンで見てみたいよな。

*1:参考: 『SFベストセラーズ(国内)(筒井康隆、小松左京、眉村卓、光瀬龍、他)』 投票ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコム
おれはこのうち12番くらいまでは全部読んだはず。2、3、7、8、9辺りが特に好きかな。9は後に『夏への扉』読んで腰抜かしたけどw