三間の旧庄屋毛利家屋敷

宇和町から三間町にかけては米どころだけあって何とものどかな田園風景が続く。
三間町を走っていたら「旧庄屋毛利家」という看板が立っていた。それを見つけたヨメ「ちょ待ってあれ、あれ、旧庄屋やって。行ってみたーい。見たくない?」
まあ正直おれもそういうの結構好きなんだが、問題は子どもたちが退屈しないかということだ。…けどまあ、ちょっと行ってみっか。

この坂を上がった所が毛利家。
坂を歩いてるとハンミョウがいた。ぴょーんぴょーんと近づくごとに素早く少しだけ飛んでいく、ちっちゃくて綺麗な虫だ。そんなちっちゃくて素早い虫を撮るのは難しいので写真が見たい人はWikipediaでも見てください。っていうかおれ自身ハンミョウなんて見たの20年ぶりくらいじゃなかろうか。

お屋敷は木の生い茂る山を背に佇んでいる。玄関を開けると、どうやら上がってもいいようなので遠慮なく中を見せてもらう。
囲炉裏があるかと思えばでっかい冷蔵庫が稼働していたりと色々ミスマッチなとこも含めて面白い。子どもたちも結構楽しんでるようだ。
とか思ってたら人影が。上品そうなおばあちゃんが現れた。毛利家の方らしい。色んな話も聞かせてもらえてますます楽しくなった。

裏庭には小さな池があり、アジサイやらオニユリやらが花を咲かせている。池の脇にトノサマガエル発見。これまた20年ぶりくらいに見た。
その奥はすぐの裏山には横井戸が掘られていてその井戸水がまだ使えるとか。あと裏山では以前はマツタケが採れたのに松がすっかりなくなって雑木だらけ*1になってしまったとか。

古風なオルガン。そういえばおれが小学生の頃は普通に足踏みオルガンが教室にあったけど、長女は初めてらしい。
8月には七夕のイベントとしてこのオルガンを使ったオルガンコンサートが開かれるのだとか。


他にも見所がいっぱいでちょいと立ち寄っただけじゃもったいないくらい。とても楽しかった。幸先いいね。ヨメGJ。

*1:…と聞いて、夕方までここにいればタマムシも25年ぶりくらいに見つけられそうだとか思ったのはヒミツだよ。